大倉山音楽美術センターの美術クラスでは、日本全国でも数少ない、体系化された絵画技法の基礎カリキュラムを提供しています。 イラストレーションをはじめとする視覚表現や絵画制作の土台となる、ルネサンスから16〜19世紀のアカデミズムを支えた伝統的な絵画技法の基礎を学び、自分らしい表現へとつなげていきましょう。
・絵画技法・デッサン基礎 全15回(独自カリキュラム詳細)
・石膏デッサン
・料金表
・教室スケジュール表
美術クラス

担当講師 金田 治(カネダ オサム)
| 出身校 | 武蔵野美術大学大学院卒 |
|---|---|
| ブログ | 「金田治のスケッチ日記」 |
| インタビュー掲載 | 港北区.jp |
対話を重視した個人レッスンでしっかりとした基礎を身につけましょう。

大倉山音楽美術センターの美術クラスは、個人レッスンを中心とした美術教室です。専門的に学びたい方にも、趣味として楽しみたい方にも、一人ひとりの目的や経験に合わせて、絵画の基礎から丁寧に指導しています。
美術は「感性だけで描くもの」と思われることもありますが、感性を自由に表現するためには、確かな基礎力が欠かせません。デッサン、色彩、形の捉え方、画材の扱い方など、絵を描くうえで土台となる力を、対話を通して一つひとつ身につけていきます。
レッスンでは、制作中に生まれる小さな疑問もその場で質問できます。「こんなことを聞いてもよいのだろうか」と思うようなことの中に、上達の大切なヒントが隠れていることも少なくありません。あいまいな部分を残さず、自分の理解を深めながら学べることが、個人レッスンの大きな特長です。
油絵、パステル、水彩、デッサン、デザインなど、各コースに年齢や経験による制限はありません。一般の方は、まずデッサンから始め、絵画の基礎を要約した15回のレッスンで土台を習得します。その後、ご希望に応じてパステル、油絵、石膏デッサンなど、それぞれの画材や表現へ進んでいきます。
小学生は、クレパスを使って色彩や形の取り方を練習します。約10ヶ月で絵の基礎を学んだ後、油絵へ進みます。クレパスでしっかり描く力が身につけば、油絵も自然に取り組みやすくなります。
すでに絵の経験がある方は、レベルに応じて途中から始めることもできます。基礎に不安がある方には、改めて確認する意味でも基礎レッスンをおすすめしています。
美術系学校の受験を希望される方には、目標や現在の実力に合わせて個別のプログラムを組み、合格に向けて最短距離で力を伸ばせるよう指導します。

レッスン可能時間、見学、体験については、お気軽にお問い合わせください。
空席があれば、入会は随時可能です。見学・体験をご希望の方は、メールまたは絵画レッスン時間内のお電話にてご連絡ください。
絵画技法・デッサン基礎 全15回
絵画技法の基礎を要約した当美術クラスの独自カリキュラムです。中学生以上が対象となり、初めての一般の方はまずは体験レッスンで1回目を体験します。風景画やイラストなど、絵をある程度描いてこられた方にも、絵の技術を確認し、不得意を解消するために基礎のレッスンをお勧めします。
第1回「視覚を比例で捉える」
多くの人は見たままが書けない問題にぶつかります。そのため、一番最初の本段階では視覚情報を比例で捉えて画面を作る訓練を行います。
第2回「一点透視図法」
一点透視図法を学びます。この訓練でモチーフと描き手の位置関係を明確にします。目の高さの設定、視線の設定ができるようにします。
第3回「二点透視図法」
平面での2点透視図法を学びます。あくまでもこの段階では平面での練習であり、影が入ってきません。
また、目の高さに消失点を設定する練習を行います。目の高さは水平ですので、消失点も水平に置かれます。
斜めに置かれた四角形のオブジェクトの表現を学びます。
第4回「立体になった2点透視図法」
引き続き2点透視図法の使い方ですが、今回は立体における2点透視図法の習得を目指します。
具体的には、縦の概念が生まれるため影が発生します。3点透視図法で処理するのではなく、2点透視図法を行う上での約束事である縦は消失点を取らない=垂直線を維持した水平の消失点での絵作りを学びます。
第5回「透視図法に関わる直線と関わらない直線のモチーフの書き分け」
絵の具箱と筆をテーマに、透視図法に影響される形と透視図法の制限を受けない直線の描き方を学びます。
具体的に、あくまでも水平なものに対して透視図法は使われますが、斜めに適当に置かれた直線に関しては比例でしか取りようがないので比例でとらえます。
透視図法では平行線がある時に消失点ができるので透視図法に影響される物体とそうでない物体の書き分けを学びます。
第6回「楕円」
目の高さと楕円の関係を学びます。目の高さで直線になって、目線から下がっていくことに丸みがついていく形に対応するのと、透視図法として扱うための正方形と楕円との関係を学びます。
第7回「円筒形」
前回に引き続き楕円を扱いますが、今回は高さがついた楕円を学びます。円筒形に対する陰影の描き方を修得します。
第8回「倒れた円筒形」
倒れた時の円筒の形の扱い方と、透視図法での制限を学びます。具体的には立てている時には垂直線として扱う円筒形は、透視図法の原理にかかわらないのですが、倒すと透視図法の考えが入ります。主に倒れた円筒形での楕円の変化を学びます。
第9回「反射・質感で表現する円筒形」

角度が変わると密度が上がってきます。真ん中が普通に写って、恥になると細かく映るようになる密度の問題を取り扱います。
第10回「球(きゅう)」
球体のの陰影の考え方、光と影の関係を学びます。光源と影との位置関係に対する理解を深めます。
第11回「球のバリエーション」
野菜、果物、キャベツ、かぼちゃなどの具体的な形を球として捉える見方を学びます。
第12回目「より複雑な球への応用」
より複雑な球体の練習を行います。包まれた球、花束などを球として捉えるものの見方を学びます。
第13回「模様による立体」
模様がついた立体の描き方を習得します。密度の変化、中心部と周辺部の密度の変化、縞模様による立体の変化の表現の仕方を学びます。
具体的にはストライプの布で包まれた立体、変化する立体の表現の仕方、包まれた中にある立体をどう表現するか、印刷文字の変化など、中にある立体を想定して、それに応じた表面の変化の描きわけを習得します。
第14回「総合演習1」
これまで学んだ技術を総合した実践演習を行います。
主なモチーフは水さし、皿、フルーツ、本など。
第15回「総合演習2」
引き続きこれまでの技術を総合的に演習して全15回の絵画技法基礎は修了となります。お疲れ様でした。
全15回のレッスンで基礎を身につけた後は、さらなる発展として「布、髪、リボン、紐などの不定形をどう描いていくのか」などの技術テーマや、応用としての石膏デッサンや風景、生物画、油絵、水彩、日本画など自由なモチーフとテーマで様々なレッスンすることが可能です。まずは全ての土台となる絵画の基礎をしっかり修めていきましょう。
石膏デッサン
現在多くの美術大学の入試などで外されるようになった石膏デッサンですが、本教室では基礎デッサン力を身につける学習法として取り入れています。
基礎のデッサンでは、正方形、円筒、球など、基本的な形の描き方を学びます。
石膏デッサンでは、それらの形が複合的に組み合わさった対象を、どのように捉え、どのように表現するかを考えていきます。
石膏像は、人物や動物を描くための要点を学ぶうえでも大変有効です。人や動物の身体には左右対称に近い形が多くあります。しかし、それを斜めから見たり、見上げたりすると、左右の形には微妙な変化が生まれます。その変化をどのように見つけ、どのように描いて伝えるのかを学ぶことが、石膏デッサンの大きな目的のひとつです。
また、石膏デッサンでは、基本的な形態を応用して表現する力も身につけていきます。現実世界にある形は多様で複雑ですが、絵を描くときには、その対象をわかりやすい形として捉え直す必要があります。


複雑なものを単純に、わかりにくいものをわかりやすく表現するにはどうすればよいのか。背景が暗いモチーフの形を、白い背景の中で壊さずに表現するにはどうすればよいのか。見上げた場合や傾いた場合に、形の見え方はどのように変化するのか。
石膏デッサンは、人や自然物を表現するときに生じるこうした問題を、あらかじめ学ぶためのよい訓練になります。
さらに、石膏デッサンに用いられる像は、ギリシャ・ローマの古典彫刻やルネサンスの名作をもとにしたものが中心です。そのため、各時代の造形的な考え方を学ぶ機会にもなります。同時に、創造的な形態を表現するための手引きにもなってくれます。
生きたモチーフは、配置や関係性がその場限りになることが多く、時間をおいて再度検討することが難しい場合があります。一方、石膏像は形が固定され、変化しないため、繰り返し観察しながらデッサンの学びを深めることができます。
その意味で、石膏デッサンは基礎力を高めるために非常に便利で、重要な学習方法なのです。
大倉山音楽美術センターーではこうした本来の伝統的本質的なデッサンと日本の美大入試で求められるデッサンの違いなどについても学ぶことができます。
美術系受験対策レッスン
将来、美術系へ進学したい方や、至急美術系の推薦試験などに臨む予定の方、部活動やテストなどで時間が十分に取れない方など、短時間で効率よく技術を習得したい方には対話式のレッスンが最も便利です。基礎レッスン終了後、各自の進路に従って、必要な技術を最短で習得できるように、プログラミングして、コーチとしてしっかりと付き添います。油絵や日本画からデザイン、工芸、イラストなど基本から受験課題まで実習します。
進学実績 東京芸術大学 武蔵野美術大学 多摩美術大学
料金表 月謝制
当センターでは個別レッスン体制であることと、受講者の日程管理調整のため月謝制度を採用しています。レッスン料は月謝制で年間44回レッスンとなり、月によりレッスン回数が異なることがあります。
※料金は全て税込となっております。
入会金:¥10,000~(2年間有効)
| 一般クラス(3時間〜4時間) 週1回 | ¥15,000 + 消費税 = ¥16,500/月額 |
|---|---|
| 週2回 | ¥25,000 + 消費税 = ¥27,500/月額 |
| 週3回 | ¥35,000 + 消費税 = ¥38,500/月額 |
| 月2回 | ¥10,000 + 消費税 = ¥11,000/月額 |
| 月1回 | ¥6,000 + 消費税 = ¥6,600/月額 |
| 2時間クラス120分 月4回 | ¥10,000 + 消費税 = ¥11,000/月額 |
レッスン日程
| 火曜日 | 一般 ・16:00~18:00 ・18:00~21:30 |
|---|---|
| 木曜日 | 一般 ・14:00~17:30 ・17:40~21:10 2時間クラス ・14:00〜16:00 小学生クラス ・16:00〜18:00 |
| 土曜日 | 一般 ・10:00~13:00 ・14:00~17:30 ・17:40~21:10 2時間クラス ・10:00〜12:00 ・12:00〜14:00 |
| 日曜日 | 一般 ・11:00~14:30 ・14:30~18:00 |
レッスン毎に一点ずつ製作する姿勢を大切にしています。
レッスンには各自の力量と体力、段階に応じて2時間から4時間を予定しています。
同じ月内の受講日変更は可能です。ただしひとつの時間内では10名を定員としていますので、なるべく混雑を少なくするため一応の在籍時間を定めます。
仕事などの都合による入室時間の変更についてはその都度ご相談ください。
専門をめざす人から趣味の人まで丁寧に個人レッスンをしています。